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2025/08/19 省エネ対策はしていますか?
エアコンの省エネ提案について、企業・店舗・家庭に共通するポイントと、業務用エアコンに特化した対策も含めて以下に整理しました。
🌱 エアコンの省エネ対策【基本編】(共通)
項目 | 対策 | 効果 |
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🌀 設定温度の見直し | 冷房時:28℃、暖房時:**20℃**を目安に | 電気代 約10%削減(1℃調整で約10%変動) |
🍃 風量を「自動」設定 | 効率よく空気を循環 | 手動設定より省エネ効率が高い |
🧽 フィルター掃除 | 月1回以上(業務用はもっと頻繁に) | 汚れで最大約10%の効率低下 |
☀️ 直射日光の遮断 | カーテンやブラインドで室温上昇を抑える | 負荷軽減で冷房効率UP |
💨 扇風機やサーキュレーター併用 | 冷気を循環させムラを減らす | 設定温度を上げても体感は快適に |
🌡 こまめなON/OFFを避ける | 電源ON時の起動消費が大きい | 長時間使用するならつけっぱなしの方が省エネなケースも多い |
🏢 業務用エアコン向け 省エネ提案
1. インバーター式への更新
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古いオンオフ式(定速)エアコンは電力消費が大きい。
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インバーター式は必要な出力だけ運転し、最大30〜50%の省エネ効果。
2. 定期メンテナンス契約の導入
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熱交換器・ドレンライン・センサー類の清掃や点検を定期的に。
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故障予防・効率維持で結果的にコスト削減。
3. エリア空調/ゾーン運転の活用
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使用していないエリアは送風停止・温度調整。
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ダクト制御、複数台制御のある建物では特に効果的。
4. BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)導入
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エアコン・照明・換気設備などを統合制御しエネルギー使用の最適化。
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データに基づく運用改善が可能。
5. 設備更新助成金の活用
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省エネ更新には国や自治体の補助金制度がある場合も。
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「業務用エアコン更新補助」「ZEB補助金」などが対象。
💡 省エネ診断・コンサルティングも有効
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エネルギー管理士による現地調査
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年間電気料金やCO₂排出量の削減試算
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補助金の申請サポート
📊 省エネの効果試算(例)
古い業務用エアコン(10年前)を最新インバーター式に更新した場合:
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年間電気代:約20〜30万円 → 約10〜15万円
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CO₂排出量:約1.5t削減
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投資回収年数:3〜5年以内も十分可能
ご希望があれば、以下も個別にご提案できます:
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具体的な機種選定(業務用/家庭用)
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導入時の補助金・助成金情報(地域別)
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電気料金明細からの費用対効果診断