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2025/01/15 エアコンのガス欠??と思ったら!
エアコンのガスが不足している、または完全に無い場合、冷暖房の効率が著しく低下します。以下に、ガス不足の症状や原因、対応方法を説明します。
- ガス不足の症状
- 冷房時に十分に冷えない、または暖房時に暖まらない。
- 室外機から異常音がする。
- 室外機の配管接続部分や冷媒配管に霜が付く。
- エラーコードがリモコンや本体に表示される(機種による)。
- ガス不足の主な原因
- 冷媒ガスの自然減少
- 長期間使用すると、わずかながらガスが自然に減少することがあります。
- 配管の接続部分からの漏れ
- 配管の接続部分が緩んでいる、またはパッキンが劣化している場合。
- 配管や本体の損傷
- 配管の腐食や、本体内部の部品の損傷による漏れ。
- 施工不良
- 設置時に配管の接続や施工が適切でない場合、早期にガスが漏れる可能性があります。
- ガス不足の対応方法
(1) ガスの充填
- ガスを補充すれば一時的に改善しますが、漏れがある場合、根本的な解決にはなりません。
(2) 漏れ箇所の特定と修理
- 専門業者に依頼して、漏れの原因を特定し、修理を行う必要があります。
- ガス漏れが再発すると余計な費用がかかるため、漏れを確実に修理してから充填することが重要です。
(3) 修理と充填の費用目安
- ガス漏れ箇所の修理: 10,000~30,000円程度(修理内容による)。
- 冷媒ガスの充填: 10,000~20,000円程度。 ※費用はエアコンの機種や冷媒の種類(R32、R410Aなど)により異なります。
- ガス不足を防ぐためのポイント
- 定期的なメンテナンス
- 2~3年に一度、エアコンの点検を行い、早めに異常を発見する。
- 設置時の確認
- 新しいエアコンを設置する際、施工業者が信頼できるか確認し、施工不良を防ぐ。
- 使用方法の注意
- エアコンを極端に負荷のかかる使い方をしない。
- 業者に依頼する際の流れ
(1) 業者に連絡
- メーカーのサポートセンター、またはエアコン修理専門業者に連絡します。
- 型番、購入時期、症状を伝える。
(2) 診断・見積もり
- 業者が訪問し、原因を特定します。
- 修理やガス充填にかかる費用の見積もりを確認。
(3) 修理・充填
- 修理後、冷暖房の効き具合を確認。
- 作業終了後に領収書をもらい、保証内容を確認しておきましょう。
- ガス不足かどうか自己診断する方法
- エアコンを最大冷房運転にして、配管や室外機を確認します。
- 正常な場合: 室外機の細い配管が冷たくなり、太い配管に結露ができる。
- 異常な場合: 配管が冷たくならない、または霜が付いている。
ガス不足が疑われる場合、自己判断で解決しようとすると故障や事故のリスクが高いです。早めに専門業者に相談するのがおすすめです!